冷蔵庫が故障した!!冷蔵庫のトラブルTOP5とその対処法 | カデンのエトウ

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冷蔵庫2017.12.25冷蔵庫が故障した!!冷蔵庫のトラブルTOP5とその対処法

 

冷蔵庫_トラブル③

 

24時働き詰め、文句も言わず、大切なものを守ってくれる。そんなパーフェクトな人…いえ、家電が「冷蔵庫」。使用頻度も家の中で1、2を争います。

 

食べるのと飲むのはサボれませんからね。主婦であれば一日何十回も開け閉めをする、なんて人も珍しくありません。

 

つまり何が言いたいのかというと、過酷な環境でがんばる「冷蔵庫」は当たり前のように故障する確率も高いということ。

 

今回は冷蔵庫のトラブルTOP5(カデンのエトウ調べ)、さらにその対処法をご紹介します。正直長いです。かなり長いですが、めちゃくちゃ役立つと思うのでぜひとも最後まで読んでください!

 

ちなみにこれからご紹介する内容をネタバラシすると

 

1位 冷蔵庫が冷えない・冷えが弱い

2位 冷蔵庫の下(床)に水がこぼれている

3位 氷ができない(製氷機トラブル)

4位 冷蔵庫から変な音がする

5位 冷蔵庫が冷えすぎる

 

ね、気になるもの、あるんじゃないですか?

 

それぞれを詳しくご紹介する前に、まずは冷蔵庫がなぜ冷えるのかを超簡単にご説明しましょう。これを理解しておくと、トラブルが起こったときに「なぜこうなったのか」が何となくでも分かるようになります。

 

 

冷蔵庫が冷える仕組み

 

冷蔵庫_トラブル②

 

そもそも冷蔵庫はなぜ冷えるのか?冷蔵庫が冷える仕組みを理解するにはまず下記の原理を覚えましょう。

 

◯液体は気体に変わるとき、周りから熱を奪う(周りが冷える)

◯気体は液体に変わるとき、周りに熱を放出する(熱くなる)

 

冷蔵庫の内側と外側には管が張り巡らされており、その中を「冷媒」(れいばい)と呼ばれる物質がぐるぐると回っています。その冷媒が冷蔵庫の内側では気体に変化し熱を奪い、冷蔵室と冷凍室を冷やします。外側では液体に変化し熱を放出(裏面が熱くなる)しているのです。

 

この冷媒が変化する場所となるのが「コンプレッサー(圧縮機)」です。現在の冷蔵庫ではほとんど冷凍室に内蔵されています。

 

まとめると

 

  • 冷蔵庫は「冷媒」という物質によって冷やされている。
  • 冷媒は「コンプレッサー(圧縮機)」を通り、冷蔵庫の内側で気化(熱を奪う=冷蔵庫を冷やす)・冷蔵庫の外側で液化(熱の放出)し、それらを繰り返す。
  • つまり「コンプレッサー」は冷蔵庫を冷やすための心臓部であり超重要!!
    ※コンプレッサーは基本冷凍室に内蔵されています。

 

このくらい分かっていればいいと思います。

 

ではここから具体的に冷蔵庫のトラブルとその対処法についてみていきましょう。

 

 

1位【冷蔵庫が冷えない・冷えが弱い】

 

冷蔵庫が冷えない、冷えが弱い」はもう断トツで、ぶっちぎりの1位です。

 

症状としては、

・「冷蔵室だけが冷えない」

・「冷凍室と冷蔵室が冷えない」

 

の2つに分かれます。この2つでも圧倒的に危険なのは後者です。詳しくみていきましょう。

 

 

【冷蔵室だけが冷えない】場合の原因と対処法

 

これは意外と大丈夫な場合が多いです。「冷蔵庫が冷える仕組み」でご説明したように冷蔵庫を冷やすための心臓部「コンプレッサー」は冷凍室側に内蔵されていることがほとんど。

 

冷凍室に問題がないということは、心臓は動いている=冷やす能力は生きているということ。

 

冷気が冷凍室から冷蔵室に流れていかない原因を探れば良いのです。最悪修理となってもあまり大ごとにはなりません。

 

①送風口に霜が付いている

 

一番多いのがこれ。現在はほとんどの冷蔵庫に「自動霜取り機能」が搭載されていますが、使い方によってはその機能が追いつかないほど【がついてしまうんですね。

 

この送風口に霜が付く主な原因を書き出しますので、心当たりがあればすぐに改善しましょう。

 

◯食品の詰め込みすぎ

 

食品からでる水分(湿気)が凍り霜となります。だから、大量の食品を詰め込む(一気に、が特に最悪)、ラップをかけずに生物を入れる、温かいものをそのまま入れるなんてことは厳禁。

 

冷蔵庫は7割程度の使用率にとどめ、食品を入れる際はなるべく水気を切り、ラップやジップロックを活用!これが鉄則です。

 

ちなみにこの「詰め込みすぎ」、冷凍室ではプラスに働きます。冷えて凍った食品が保冷剤の役割を果たしてくれるため、少ない電力でも低温を保つことができるようになるんです。節電のためにぜひ試してみてください。

 

◯冷蔵室のドアの開け閉めを何度もする、開けっ放しにしている

 

冷蔵庫の扉を開けると冷気が外に放出されるだけではありません。室内の湿気を吸い込み、それが霜の大きな原因となります

 

湿気の多い梅雨の時期や夏場は特に注意が必要。「開ける回数は少なく、開ける時間は短く」を心がけましょう。

 

◯霜取りセンサーの故障

 

要は自動霜取り機能の故障ですね。これはもう仕方ない。諦めて修理に出しましょう。

 

食品の詰め込みなんてしてないし、開け閉めにも気をつけている!と断言できる方はまずこの霜取りセンサーの故障を疑って良いかもしれません。

 

<自分で冷蔵庫に付着した霜を取る方法>

 

すでに付いてしまった霜はもちろん放置してはいけません。実は冷蔵庫の霜取りは自分でもできます。

 

霜取りをしてもすぐに霜が復活するようであれば霜取りセンサーが故障している可能性を疑いましょう。

 

◯冷蔵庫の電源を切って放置

冷蔵庫の中身を全部出して、様子を見ながらしばらく放置してください。溶け始めたら、ヘラなどを使ってこそぎ落とします。

 

◯冷蔵庫の電源を切ってドライヤーを当てる

これも冷蔵庫の中身を出して、電源を切ってから。全体にまんべんなくドライヤーを当て、ある程度溶けてきたらヘラなどで一気にこそぎ落とします。電源を切るだけよりは早く溶かすことができます。

 

必須なのはタオルやバケツ(水がたっぷり出ますからね)。また、作業後は冷蔵庫内をきれいに拭き上げるのも忘れてはいけません。水分が残っているとそれがまた霜になってしまいます。

 

やり方は簡単だし、霜がごそっと取れるのは結構快感ですw。

 

しかーし!!準備と後片付けがめちゃくちゃ大変です。やるときは覚悟してください。しかも霜は他にもさまざまなトラブル (これから紹介します)を引き起こすので、霜がつかないように普段から気をつけることが超重要です。

 

②冷蔵庫の周りに十分なスペースがない

 

「冷蔵庫が冷える仕組み」で説明したように、冷蔵庫を冷やすためには熱を放出する必要があります。

 

冷蔵庫の周りに十分なスペースがないと熱放出がうまくいかず、冷えにくくなります。側面や裏面を触ってあまりにも熱いようなら注意が必要です。

 

冷蔵庫の周りに十分なスペースをとっているにも関わらず冷蔵庫が熱くなる場合は、周りの環境に問題がある可能性も。近くにガスコロン、オーブンなど熱源となるものはありませんか?冷蔵庫は置く場所もとても大切です。

 

③冷蔵庫の中で冷気がうまく循環していない

 

これも食品の詰め込みすぎにより起こります。

 

狭い空間にぎゅうぎゅうに食品が詰まっていれば冷気が循環しづらくなるのは当たり前。食品が送風口を塞いでいる可能性もあります。

 

 

【冷凍室も冷蔵室も冷えない】場合の原因と対処法

 

まず「冷蔵室が冷えない」でご説明した「送風口に霜が付いている」「冷蔵庫の周りに十分なスペースがない」が考えられます。これを改善してなおれば良いのですが…。

 

冷凍室が冷えない場合はもっと深刻な原因が予測されます。それは、ほとんどの冷蔵庫で冷凍室に内蔵されている冷やすための心臓「コンプレッサーの故障」。これはかなり大掛かりな修理が必要です。冷気が発生する場所・冷凍室に問題があるので、当然冷蔵室も冷えない場合がほとんどです。

 

どちらのケースも、とりあえず自分で改善できるところは改善して、それでもなおらないようならプロに相談しましょう。

 

 

2位【冷蔵庫の下(床)に水がたまる】

 

意外と気にはなっていても放置している人が多いトラブルです。

 

冷蔵庫の下が濡れていても「製氷機から水が漏れたんだろう」「野菜室から滲み出た野菜の水分かな」と軽く考えてしまうんですね。

 

しかし、この床に溜まる水は「霜が溶けた水」であることがほとんど。

 

本来、自動霜取り機能により除去された霜は、その後溶けて水となり【ドレンホース】と呼ばれる管を通って、専用の受け皿【ドレンパン】に運ばれます。それが何らかの原因で違うところに漏れ出しているわけです。

 

原因と対処法を見ていきましょう。

 

①ドレンホースに問題がある

 

◯凍結している

 

ドレンホースの凍結は、大量の霜取りが原因で起こります。冷蔵庫の電源を切り、しばらく放置していれば自然に溶けます。

 

◯ゴミやホコリが詰まっている場合

 

ドレンホースが詰まると行き場を失った水が漏れ出してしまいます。これをなおすには分解が必要。できればプロに任せた方が良いでしょう。

 

②ドレンパンに問題がある

 

◯溜まった水がいっぱいになっている

 

本来、ドレンパンに溜まった水は冷蔵庫自体が発する熱によって自然に蒸発します。しかし大量の霜取りを行うと、蒸発スピードが追いつかなくなる場合があります。

 

◯ドレンパンにヒビがある、割れている

 

これは単純ですね。ドレパンを交換しましょう。

 

水漏れは大量の霜取りが原因となる場合が多いので、まずは霜をつけないように気をつけることが大切です。はい、記事をさかのぼってもう一度「霜をつけない方法」を読み込みましょう!

 

ただし、水漏れだけでなく、他のトラブルも同時に起こっている場合はちょっと危険。

 

冷蔵庫を冷やすための心臓「コンプレッサーの故障」等が考えられます。水漏れ+αのトラブルに見舞われたときは迷わずプロへ相談しましょう。

 

 

3位【氷ができない(製氷機トラブル)】

 

意外と多い自動製氷機のトラブル。でも実は自分でなんとかできる場合がほとんどです。

 

氷ができていない!」と思っても、慌てず冷静に。今からご紹介することをしっかり確認してください。結構簡単に解決できたりします。

 

①氷が落ちるケースに異物が入っている

 

氷の量は、受け皿となるケースから溢れないようにセンサーで管理されています。

 

だからケースの中に氷をすくうスコップが落ちていたり、食品がうっかり紛れ込んでいたりすると、「まだ氷がたくさん残っている」と冷蔵庫のセンサーに判断されてしまうんですね。つまり「氷を作らない」。

 

単純ですが、これが一番多い原因です。

 

②製氷皿にカルキ成分が付着している

 

氷を作る器である製氷皿に過度のカルキ成分が残っていると、氷が皿から離れにくくなります。氷が欠けて半分しか落ちないことも・・。

 

これは製氷皿を定期的に洗う浄水器のフィルターをきちんと変えるなどで防ぐことができます。

 

水道水のカルキ量はお住いの地域によって違うので、このくらいの期間で、とは言えませんがこまめにチェックすると良いでしょう。

 

⑤霜が付いている

 

またまた出ました【】!本当にいろんなトラブルを引き起こす厄介なやつです。

 

製氷皿を動かす可動部に大量の霜が付着すると、当然のように動かなくなってしまいます。こうなってしまうと、冷蔵庫の電源を切って地道に霜取りをするしかありません

 

④製氷機の機能そのものが壊れている

 

氷を作って、ひねって落とすー意外と重労働をしている自動製氷機。しかも毎日動いているから劣化することももちろんあります。

 

給水モーター製氷皿を動かすモーター温度センサーなどの故障ですね。この場合は仕方ない。潔く諦めて修理へ出してください。

 

 

4位【冷蔵庫から変な音がする

 

冷蔵庫から変な音がする場合は、軽度の故障から買い換えレベルの重度の故障までさまざま。とりあえずどんな音がするのか耳をすましてよ〜く聞いてみましょう

 

①霜が原因→カラカラなど

 

冷蔵庫が冷えない、冷えにくい症状と同時にこの音が聞こえたら、かなりのケースで原因はやはり【】です。

 

冷やすための心臓・コンプレッサーは冷凍室側に内蔵されている場合が多い、ということを最初にお話ししました。

 

でも最近の冷蔵庫って、冷凍室はだいたい冷蔵室の下にありますよね。冷えた空気は下に沈むのに、どうやって上部にある冷蔵室まで届けられるのでしょうか?

 

答えは「ファン」です。冷凍室からファンを回して、上部にある冷蔵室まで冷気を届けています。

 

冷凍室内で霜がはびこると、もちろんファンにも付着し、回る度に凍った霜にファンが引っかかってカラカラと不快な音を立てるんです。

 

ちなみにファンは冷蔵庫のドアを開けると止まる仕組みになっています。冷気を外に出さず、湿気を吸い込まないためですね。だから「冷蔵庫が冷えない、もしくは冷えにくい」「冷蔵庫のドアを開けると音がやむ」この2つの条件が揃えばほぼ間違いなく【】が原因だと思ってください。頑張って霜取りをしましょう。

 

もちろん、ファンそのものが劣化して異音を出している場合もあります。ファンは安く交換できるので気軽にご相談ください。

 

②音を吸収するクッション材の劣化・ズレが原因→ブーン+振動

 

ブーンという音と軽い振動が気になる場合は、音を吸収するためのクッション材の劣化やズレが考えられます。クッション材を交換しましょう。

 

③機械部の故障が原因→ゴロゴロ、カラカラなど

 

ゴロゴロ、カラカラ(金属がふれあう感じ)という音は一番危険!「コンプレッサー」など重要な機械部が故障している可能性があります。

 

この症状が出たら自己判断はせずすぐにメーカーや購入店、もしくはカデンのエトウへお電話ください。

 

④樹脂のきしみが原因→パシーン、ピシッなど

 

パシーン、ピシッ!こんな音が気になることがありますが、大抵の場合問題ありません。

 

「冷蔵庫が冷える仕組み」で説明したように、冷蔵庫は「熱を奪う」「熱の放出」を繰り返しています。冷たくなったり、熱くなったり…そうすると冷蔵庫に使われている樹脂が伸縮し音を立てるんです。

 

取扱説明書にも気にすることないよー的なことが書いてあるので一度読んでみてください。

 

ちなみにパシーンとかゴロゴロという音の表現はあくまで私の主観です、、。パシーンじゃなくて、ピシーンだった、ゴロゴロじゃなくてコロコロだったと言われても責任は負いかねます(笑)。

 

 

5位【冷蔵庫が冷えすぎる】

 

冷蔵室なのに凍った!なんて経験ありませんか?これは冷蔵室の温度制御を司る「ダンパーサーモ」に問題があることが多いです。

 

①汁物などがこぼれてダンパーサーモの可動部を害している

 

ダンパーサーモは冷蔵室の底についていることが多く、食品の汁などがこぼれて可動部に入り込むと致命傷を受けます

 

冷蔵室内は常に清潔に保ち、こぼしたらすぐふくなどを心がけましょう。

 

②ダンパーサーモに霜がつく

 

もう何度も説明してきましたが、【】は何においても大敵。霜はダンパーサーモの故障の原因になります。

 

 

まとめ

 

今回は家の中でも特に使用頻度が高い家電・冷蔵庫のトラブルTOP5をご紹介しました。

 

1位冷蔵庫が冷えない・冷えが弱い

2位冷蔵庫の下(床)に水がこぼれている

3位氷ができない(製氷機トラブル)

4位冷蔵庫から変な音がする

5位冷蔵庫が冷えすぎる

 

冷蔵庫は故障すると大変な目にあいますが、その故障が起こる原因は意外と単純なものが多かったですね。

 

・詰め込みすぎない

・開けっ放しにしない

・中をきれいにする

 

などすぐにでも実践できそうです。

 

そして、ほとんどのトラブルに絡むのが【】!!「霜を制す者が冷蔵庫を制す」と言っても過言ではない…、いや少し過言ですがともかく重要なポイントです。

 

あと一番初めに紹介した「冷蔵庫が冷える仕組み」はぜひとも頭の中に入れておいてくださいね。これを理解していると、トラブルの原因も理解しやすくなります。

 

色々説明してきましたが、冷蔵庫は複雑です。なので今回は「トラブルの原因の説明」と「自分でできる対処法」をの一部を簡単にご紹介しています。ご紹介した以外にも様々な症状、原因があります。

 

自己判断は危険な場合も多いので、「よくわからない!」「う〜ん無理」と思ったら迷わずカデンのエトウの家電レスキューにお電話ください。がっつりご説明させていただきます!

 

毎度言っておりますが、相談だけでも大・大歓迎です。